春には3万本ある桜の木が満開になるので関西屈指の桜のスポットとして有名な奈良県の吉野山ですが、紅葉シーズンも見事な景色が楽しめます。
桜はシーズンが短いため大変混雑しますが、紅葉シーズンは1ヶ月程度あるため、春に比べると混み具合は少しマシです。
吉野山の紅葉の見頃の時期や混雑状況・ライトアップの時間など情報をまとめてみました。
吉野山の紅葉2018年の情報
2018年の吉野山の紅葉の見頃の時期ですが、10月中旬~12月上旬です。
吉野山の紅葉は燃えるような赤、黄、橙色に染まるサクラモミジやカエデモミジが楽しめます。標高差があるので、山頂から麓へと徐々に色づいていくので他の場所より長く紅葉が楽しめるのも特徴です。
今まさに色づいており、これから12月まで大変多くの方が観光にきます。ロープウェイから見える紅葉がまた綺麗で有名ですが、残念ながら2018年2月末まで運休中です。
吉野山の紅葉 見どころスポットや混雑状況
吉野山は広大なので周辺の神社・仏閣を巡りながらの自然散策をしながら紅葉を楽しむのがおススメ。中でもおススメなスポットを紹介します。
金峯山の仁王門付近
ユネスコの世界文化遺産に登録された金峯山の蔵王堂と仁王門ですが、仁王門付近にある紅葉は見事です。吉野山観光駐車場から近いのでここは確実に見ておきたいですね。
中千本~上千本
吉野山の紅葉といえばこのエリアが一番の見どころと言えます。かなり長い距離を歩くことになりますが、ゆっくりと歩いていると山の空気と相まって実に心地よいですよ。
吉野神宮
吉野神宮は明治22年(1889)、明治天皇により創建された建物で鳥居のすぐ近くに大きなモミジがあります。紅葉と鳥居というのは実に見応えがあります。
他にも七曲りや花矢倉展望休憩所、高城山展望台などもオススメです。
吉野山の紅葉混雑は
近鉄吉野駅より下千本から中千本、上千本と山を登っていき、奥に行けば行くほど人は少なくなります。春より混雑しないとはいえ、週末や祝日はやはり避ける方が無難です。平日を狙って行くことをオススメします。
どうしても週末しか行けないということであれば、電車なら始発で行くくらいの方がよいでしょう。あるいは、午後2時~3時頃、少し人出が落ち着いた頃を狙うのもありです。
しかし、それ以上遅くなるとまた今度はライトアップ目当ての人達がくるので午前中から来た人たちが帰り、ライトアップ目当ての人達が来る前が落ち着いて見ることができます。
吉野山の紅葉 ライトアップ2018は
吉野山の紅葉のライトアップの期間ですが、11月3日(土)~30日(金)で 点灯時間は17:00~21:00の予定です。
吉野山紅葉のライトアップは下千本の千本口周辺、駐車場付近、金峯山寺の仁王門付近、中千本公園おぎの谷、上千本(大塔の宮)などで行われます。
特には金峯山寺にある蔵王堂のライトアップと共に見られる紅葉は必見です。
ロープウェイの運行は
ロープウェイから見える紅葉が人気だったのですが、2018年内の運休が決まっています。また代わりに運行していた代行バスも平成30年09年18日(火)~平成10月24日(水)の間休止しています。その後の情報も公表されていないのでどうなるか未定です。
吉野町コミュニティバス(スマイルバス)が臨時運行を下記の日程で運行していますが、25人~28人乗りのマイクロバスなので紅葉の時期の混雑を賄える状況ではありません。早く対策をして欲しいところです。
アクセスと駐車場
吉野山の紅葉を車で見に行く際、便利なのが吉野山観光駐車場(400台)と如意輪寺駐車場(200台)の2か所です。
桜のシーズン程混まないとはいえ、土日祝日は渋滞するので、朝早く到着した方が良いでしょう。
住所:〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山
コメント