ヒメボタルは日本独自の小さなホタル種で、西日本の本州、四国、九州一帯の雑木林に生息しています。そんなヒメボタルが豊中の春日町で見られるということで行ってきました。
春日町ヒメボタル特別保全地区への行き方
地図で示している通り、千里川から少し中に入ったエリアが春日町のヒメボタルの特別地区になります。ホタルというと水の綺麗な川辺にいるというイメージですが、ヒメボタルは他のホタル類とは異なり、幼虫時代は水中ではなく陸上で過ごします。
なのでこちらは竹やぶ、雑木林になっている場所でホタルを見ることが出来ます。雑木林の入り口は4か所あるのでそれぞれ紹介します。
千里川沿いの入り口
府道43号線から野畑図書館方面に行く道から千里川を川沿いに450mほど歩いて行くと上記の看板のところに出てきます。
真っ直ぐ進み道なりに行くと、
臨時の駐輪場になっています。この雑木林のすぐそばは住宅地ですので、自転車やバイクで来られる方はこちらに停めていきましょう。
こちらの写真の場所につきます。この道が一番、平坦な道で道幅も広いのでオススメです。
駐車場から近い入口
後ほど紹介する駐車場から一番近い入口。
竹やぶで明るい時間だと上記の写真の通り、何の変哲もない道ですが、緩やかに下っていて夜になると本当に真っ暗になるので目が慣れるまでゆっくりと歩いてください。
川沿いの入り口と駐車場から一番近行い入口の間の入り口
こちらの入り口も一応紹介しましたが、千里川沿いの道から住宅街に入っていく道なので恐らく地元の地理が分かっている人でないと行くのが難しいです。よく見えるスポットと駐車場に近い入口との間にある入り口であまりここから来る人はいません。
その他入り口
こちらの入り口は完全にこの辺りに住んでいないとわからないです。先に進むと、
水路があり、滑りやすく急激に下っているので、こちらからわざわざ来る人は地元の熟知した方だけだと思います。
ヒメボタルがよく見えるポイント
看板によく見えるポイントがかいてあるのですが、昼間の状況を動画にしてきました。
動画はその他の入り口へと続く道からヒメボタルの解説のある看板に向かって歩いているところです。よく出没する見頃の時期は、ガードマンやヒメボタルについて解説をしてくれるボランティアの方が千里川沿いの入り口付近にたっています。
ホタルが一番出没するのは、湿度が高い、蒸し暑い、風が無い、曇りの条件で最も見られると言われているので湿度の低い晴れた日より少し天気の悪いくらいの方がよく見ることが出来ます。
トイレについてですが、残念ながら近くにはありません。川沿い入り口から千里側に出て、川を渡った向かいにある野畑南公園の公衆トイレしかないので、事前にすましておきましょう。
ヒメボタルの見頃の時期
ヒメボタルは例年、5月の中頃~6月初旬にかけて、オスのヒメボタルが翅を光らせながら飛び交い、地上に留まるメスを探します。メスは後翅が退化しているため飛べず、ほとんど移動することができません。
そのため、生息環境が破壊されると容易に絶滅の危機に瀕するので、地元のボランティアをはじめ、環境の保全活動をされています。
動画を撮ってきましたが、残念ながらわかりにくいと思います。黄色っぽい小さな点滅をするのがホタルです。
見える時間帯
ヒメボタルが見える時間帯ですが、暗くなってくる19時前頃から0時頃までは見えるのは確認しました。金曜日や土曜日の夜19時~21時くらいだと小学生のお子さんを連れた家族連れが多いので、なるべくこの時間は外した方が良いかもしれません。
周辺の駐車場
ホタル観賞をするのに無料の駐車場はありません。周辺にコインパーキングがあまりないので、一番近いコインパーキングの紹介をします。
タイムパーキング豊中春日3丁目
月極駐車場と併設されているコインパーキングになり、7台ほど駐車する事が出来ます。上記の地図にある野畑図書館から千里川の橋に行くまでの道を入った所にあります。
この写真の中央にある道路に入っていくと上記の駐車場があります。手前の道路が野畑図書館~千里川の橋に行く道です。駐車場からは道なりに真っ直ぐ行くと4か所ある雑木林の入り口の中の下記の看板のところに出てきます。
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