中山寺とは
兵庫県にある大本山の中山寺は、聖徳太子が創建したと言われる日本で最初の観音霊場で、十一面観世音菩薩がご本尊です。安産・求子の観音として関西だけでなく日本全国から子授祈願・安産祈願をする人が訪れています。
また、本寺をよくお参りすると「三十三カ所巡拝」と同じ御利益があるとされているので、通年訪問者の多いお寺でもあります。
中山寺の子授祈願
子授祈願は、夫婦の名前、住所、電話番号を記入し、祈念料の3,000円を納めれば、子授けのお札を10日間身代わりにご祈祷してくれ、終わればお札を自宅へ郵送してくれます。
祈願の際、梅干しを頂きましたが、近年中々お目にかかれない程の酸っぱさです。
中山寺で戌の日に行うおまいり
赤ちゃんを授かったら、「戌の日」(妊娠5カ月)にお参りをする人がたくさん訪れます。安産祈願をすると「腹帯」やお守りなど一式を授与して頂けます。腹帯には墨文字で「男」「女」という性別が書かれており、ここに書かれている性別とは逆の性別の子が生まれるという迷信があります。
今では、医学が進歩してほぼ性別が分かってしまうのですが、昔はこの腹帯を楽しみにしていたと母親からは聞いたことがあります。
安産祈願には二通りあり、安産祈祷(7,000円)と安産特別祈祷(20,000円)があります。安産祈祷はあらかじめ祈祷をしたお守りと腹帯(さらし)1本がもらえます。特別祈願は妊婦さんに対して直接祈祷をしてくれ、あらかじめ祈祷をしたお守りと腹帯(さらし)2本を頂けます。ですので、妊婦さん本人が祈祷してもらうには安産特別祈祷をする必要があります。
安産特別祈願は9:40、10:20、11:00、11:40、13:00、16:20のスケジュールで行われますが、15分ほど前に行って開始時間までに受付を済ませておく必要があります。
因みに腹帯は、無事の赤ちゃんが誕生した後の報告(お宮参り)の際に、新しい腹帯を購入して納めます。戌の日の日程は下記で確認できます。
>>戌の日カレンダー
中山寺のアクセスと駐車場
中山寺には専用駐車場がありません。戌の日は平日でも混むので、阪急宝塚線の中山観音駅から徒歩1分程度なので、電車で行くのがおススメです。一番大きく近い駐車場は2時間で1,000円と割と高めです。周辺には大きくはないですが、二時間500円位で停車出来るところが何か所かあるのでそちらに停めるのが良いです。
最近、戌の日はコインパーキングで1日1200円~2000円固定でというところが多くなってきました。車で行く場合は阪急の中山観音駅の南側国道176号線沿いコインパーキングや少し離れていますが、ダイエー宝塚中山寺店に停めていくのが良いです。
兵庫県宝塚市中山寺2丁目11-1
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