嵐山渡月橋の紅葉 見頃の時期や周辺の穴場紅葉スポット

京都嵐山にある渡月橋は一級河川の桂川に掛かる長さ155ｍの橋で、木製の欄干が趣きのある京都を代表する観光スポットです。

春は桜が、秋には見事な紅葉が楽しめるので最近では日本人だけでなく訪日外国人の方も数多く訪れます。

今回はそんな京都嵐山渡月橋とその周辺で紅葉が楽しめるスポットや紅葉の見頃の時期などを紹介します。

嵐山渡月橋の紅葉見頃の時期

京都の嵐山にある渡月橋の紅葉は山全体が真っ赤になる景色は荘厳さを感じられ、一度は見ておきたいところです。

渡月橋は京都市内から北部に位置するためか、例年11月下旬～12月上旬が見頃と少し遅めに見頃を迎えます。

しかし、今年は涼しくなる時期が例年より早いので、紅葉の見頃が少し早くなるかもしれません。

渡月橋周辺は観光の名所が多く、見事な紅葉を楽しめるお寺や場所も多いです。その中でも厳選したスポットを紹介します。

嵐山と言えばトロッコ列車というくらい有名ですが、トロッコで走っていると山々の彩り鮮やかな紅葉を見ることが出来ます。

亀岡までトロッコで向かい保津川を川下りで降りてくるのは定番ですが、この時期川下りをしようと思うと終日満席になることも多いため、川下りのセットを考えている場合は朝早くに行った方が良いです。

竹林を抜けた先にひっそりと佇む常寂光寺。小倉山山麓に建ち嵯峨野の風景を一望するお寺です。

イロハモミジやオオモミジの見事さは実は京都で1番ではないかと思うほど鮮やかな紅葉が楽しめます。

嵐山の中でも天竜寺の曹源池（そうげんち）庭園という庭園は京都でも指折りの名刹です。池に映る紅葉は見ている人の琴線に触れます。

庭園内にある龍門亭の精進料理も美味しいと評判です。

天龍寺の敷地内の埠頭にある宝厳院は、獅子吼の庭と呼ばれる庭は紅葉と巨岩のバランスが美しく思わずうっとりしてしまいます。

夜間にはライトアップが11月10日～12月3日(17:30～20:30)の間で開催されます。ライトアップされたモミジは昼とは違う幻想的な顔を見せてくれます。

最後は渡月橋から少し離れた大覚寺。11月10日(金)～12月3日(日)に開催される真紅の水鏡は大沢池周辺の広大なエリアを、幻想的で柔らかな光の演出は素晴らしいです。

水面に映し出される心経宝塔と紅葉とのコラボレーションが楽しめるのは見頃の時期で紹介した11月中旬以降ですが、紅葉していなくても楽しめることは間違いないです。

基本的にどこでも車で行く癖のある私ですが、数年前から渡月橋に行くときは電車を利用します。車で阪急の松尾大社駅から嵐山（電車で2分）に渋滞して1時間半くらいかかるところ、昔は裏道を通って10分かからずに行けましたが、今は同様に渋滞します。

また、周辺にコインパーキングや橋を渡ったお土産販売付近にまとまった駐車場がありますが、紅葉シーズンは一瞬にして満車になります。

春と秋の渡月橋へのアクセスは電車を利用した方が無難でしょう。

京都府京都市右京区嵯峨中ノ島町付近

嵐山渡月橋周辺には紅葉が楽しめるスポットが数多くありますが、今回厳選して紹介したスポットだけでも充分満足出来ます。

また、紅葉が終わる頃、昨年紹介した嵐山をライトアップで彩る京都嵐山花灯路2018が開催（12月8日～17日）されるのでそれもオススメです。