大阪の茨木市にある疣水(いぼみず)神社こと磯良(いそら)神社は地元の茨木では「疣水さん」という愛称で親しまれている神社です。
その昔、神宮皇后が戦へ行くのに自分が女であることから、敵になめられないように顔をいかめしくするため、疣(いぼ)を身につけようと、磯良神社に祈願しました。
社の前から湧き出ている清水で顔を洗うと美しい顔が疣や吹出物で覆われ醜い男の姿になり、戦場でなめられることなく勝利を収めた後、報告のため、訪れた際、顔を洗うとたちまち元の美しい顔になったという伝説があります。このことから、諸病平癒に霊験あらたかな御神水として知られるようになったようです。
疣水神社の御神水の効果は
上記のような伝説から、御神水の効果として身体に出来た疣などにつけたり飲んだりしたら治った、などの口コミもありますが、科学的な根拠を検証された訳ではないようです。飲んだらまろやかで美味しいので、参拝に来た際は飲んで見ると良いと思います。
御神水の拝受方法
御神水を頂くためのルールがいくつかあるのでまとめてみました。
御神水の拝受は家族、グループで10リットルが限度のようです。限度を超え容器を持込む方は拝受を御遠慮いただきますので注意くださいとの但し書きが書いてあります。
御神水口は2ヶ所あります。朝6時~夕6時までの時間は取水制限があります。
御神水「疣水」の受け方
1.先に手水所(建物右端)で手水をすませます。
2.御神水口より持参の容器又は備付の紙コップに御神水を受けます。(御神水の横に置かれて紙コップを賽銭(10円程度)を入れて頂くことが出来ます。御神水で容器・コップを洗わないようにしましょう。コップの洗浄は手水鉢左横の水栓を利用してください。)
3.受けた御神水はすべて本殿前のお賽銭箱の隣にある御神水台にふたをあけ供えます。
(初めて祈願する方は受付でご祈祷をしてもらってください。)
4.参拝後、御神水を持ち帰えります。
地元茨木では親しみを持たれている疣水さん。流行りの御朱印も書いてもらえるので、近くを通った際は、寄ってみてください。
疣水神社へのアクセス
茨木市三島丘1-4-29
近鉄バス 東和苑住宅行疣水神社前下車徒歩 スグ
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