高槻にある神峰山寺の紅葉

神峰山寺（かぶさんじ）とは

以前紹介したことのある高槻芥川のマス釣り場から車で5分の所に神峰山寺（かぶさんじ）はあります。神峯山寺は、天台宗の仏教寺で、日本で最初に毘沙門天が安置された霊場といわれています。新緑や紅葉の名所として知られており、新西国三十三箇所の第14番所としても知られている場所です。

この地の開山の祖とされる役小角が葛城山で修業中、遥か北方のおぼろげに見えた光の方へ向かい、たどり着いたのこの地で光の正体が九頭龍滝の飛沫だったとされています。

九頭龍滝

今でも修験者の修行の場として使用されているらしく、修行僧しか入れない神聖な場所になっています。

神峯山寺の拝観料はありませんが、神峰山寺と神峰山の森の保護のため、入山料が300円かかります。入山の証として、下記のワッペンとこの時期は紅葉マップ付いたの神峰山寺のしおりをもらうことが出来ます。

京都なんかへ行っても思いますが、お寺や神社へ行くと紅葉の綺麗さが目立つような気がします。冒頭の写真の山門をくぐると本堂までの道でモミジやカエデの色づいた紅葉を楽しむことが出来ます。

写真愛好家の方にも高槻の神峰山寺の紅葉は人気のようで、知る人ぞ知る場所のようです。神峰山寺の森の中は空気が綺麗で霊験あらたかな場所で、ウォーキングコースとしても魅力的な場所です。

本堂から開山堂へ登る階段の所の紅葉が綺麗なようですが、少し散り始めていたのが残念です。この階段と紅葉を撮るのも楽しみの一つだと写真を撮りに来ていた素人カメラマンの方が言っておられました。

歴史あるお寺さんと紅葉のコラボレーション、京都の有名寺院もいいですが、高槻でも充分紅葉を楽しむことが出来ます。

神峯山寺境内には第1駐車場、第2駐車場があり、70台くらい駐車することができます。行事がある時などは、臨時駐車場を用意して合計200台まで駐車できるようになります。

大阪市内からでも1時間もあれば来れますが、この紅葉シーズンの休日は混雑しますし、道が細いのですれ違うのも大変です。ですので、平日に行くのがおススメです。

大阪府高槻市大字原3301−1