特段コーヒーが好きというわけではない(紅茶派なので)ですが、妻はスタバのコーヒーが好きで、こんなのやってるから行こうよと言ってきたのが、スタバのコーヒーセミナーです。
スタバってソファーや椅子、テーブルなどお店のレイアウトが店舗によってそれぞれ違うのは楽しいいので、話のネタになるかなと思い参加してきました。
スタバのコーヒーセミナーとは
スタバのコーヒーセミナーですが、おいしいいれ方編、フードペアリング編、エスプレッソ編、ハンドドリップ編の4つが基本セミナーになっています。
その他にも季節限定・開催店舗限定でおいしい入れ方アイスコーヒー編、おいしい入れ方クリスマス編、フードペアリングCoffee meets Chocolate編、フードペアリング季節のコーヒーブレイク編、カスタムブレンド編などがあります。
基本の4つのセミナーを全て受講すると、カスタマーコーヒーマスターとして認定証をもらうことが出来ます。
因みにこのスタバのセミナーはブラックのエプロンをしたコーヒーマスターしか出来ません(1000円や無料のセミナーはブラックエプロンを持っていない人でも講師を務めることはできるようです)。
このコーヒーマスターになるには働いている店舗で認定を受けて、その後さらに認定されたコーヒーマスターを対象に1年に1度しか開催されない社内試験を受け、合格した人だけがコーヒーマスターになれるというもの。
セミナーは少人数制で、参加人数は5名~10名ほどで、定員が満席になり次第予約終了になります。
セミナーの受講料は
基本セミナーの受講料は、3,000円(税抜)です。わりとお高めと思っていましたが、2時間のセミナーとお土産付きなので妥当だと思います。開催時に現金、スターバックス カード、クレジットカードで支払いが可能です。
無料セミナー
店舗によっては今回参加したフードペアリングを30分程度にしたりして無料セミナーなどを行っていることもあります。他にも1,000円でセミナーを受講したことがない人向けの1時間のプログラムがあったりします。
スタバ セミナー フードペアリング編
今回参加してきたのは、フードペアリング編です。
セミナーの内容は、コーヒーの香り、酸味、コクについて教えてもらえます。酸味やコクの違いをいくつかのコーヒーを飲んでみて差を感じてから、その香りと合うフードはどんなものかというのを合わせるというもの。
当日は千里中央のお店のブラックエプロンを着た杉山さんと大阪空港店から来たというブラックエプロンの小林さんに教えてもらいました。
まずは鼻をつまんでビーンズグミを食べます。これで舌と鼻を敏感にするというもの。コーヒーのテイスティングをする前に色々と準備が続きます。
ミルクも低脂肪と無脂肪の飲み比べたり、他にもオレンジジュースで酸味を感じたりと色々と舌の感覚が研ぎ澄まされる感じです。
いよいよコーヒーの試飲です。今回飲んだのは、スターバックスライトノートブレンド(左)、ケニア(中)、スマトラ(右)の三種。
- スターバックスライトノートブレンド・・・は、ココアとナッツの香りが楽しめる、飲み口は軽く、程よい酸味が感じられます。酸味とコクのバランスが一番あります。
- スマトラ・・・深みのあるしっかりとしたコクが始めにきます。なめらかな口あたりで、酸味が苦手な人には一番飲みやすいコーヒーです。
- ケニア・・・酸味が個性的な印象です、その後にコクを感じる味です。好き嫌いがハッキリと別れそうな味です。
この3つをスタバのフードと合わせます。
Coffee & Espresso ケーキ 抹茶は季節限定商品です。抹茶の香りと風味がしっかりとしていて、しっとりとした生地の甘さ控えめのケーキです。
コレに合わせたのが、ケニア。抹茶の香りと酸味がマッチします。単体で飲むと酸味が強いかなと個人的には思っていましたが、かなり相性がいいと感じました。
アメリカンワッフル(左)とシナモンロール(右)
アメリカンワッフルはいわゆるシンプルなワッフルです。味もシンプルなので、どれでも合いそうな感じですが、勧められたのが、スターバックスライトノートブレンド。
コーヒーもワッフルもシンプルで癖のない取り合わせで、食事として食べるのには一番オーソドックスな食べ合わせでした。
シナモンロールはスマトラをチョイス。シナモンの香りを酸味が少ないコーヒーが受け止めて、コクのあるコーヒーがフォンダンの甘さとマッチしています。
フードの量は売っているもののハーフサイズになっていますが、コーヒーも複数飲んだ後なのでかなりお腹はいっぱいになりました。
セミナー後は、フードペアリングで出たコーヒー豆や抽出器具、贈答品などについて興味があれば、スタッフさんに商品を説明してもらえるので気軽に聞いてみてください。
スタバ セミナー 美味しい入れ方 クリスマス編
おいしいいれ方クリスマス編の紹介です。このセミナーは通常のセミナーとは違い、季節や開催店舗が限定されたセミナーになっています。今回の趣旨はコーヒーの木から1杯のコーヒーになるまでのストーリーやクリスマスブレンドロースト、クリスマスブレンド、クリスマスエスプレッソロースト3種類の入れ方と味わい方について教えてもらいました。
因みに1984年にクリスマスブレンドは誕生したということです。クリスマスのために考えられたブレンドコーヒーになっており、クリスマスの料理(ターキーやシュトーレンなど)に合うように考えられたとのこと。
分かりにくい写真ですが、上からクリスマスエスプレッソロースト、クリスマスブレンド、クリスマスブレンドローストのシールです。コーヒープレスを使った入れ方でこの方法がコーヒーの特徴がよくわかる入れ方とのこと。
美味しい入れ方ですが、粗く引いたコーヒー豆を大さじ2杯(10g)に水180mlの割合でコーヒープレスに入れ、90℃~96℃のお湯を注いで軽く混ぜ4分蒸らしたらつまみを押し下げて完成です。
試飲用の紙コップを3つを飲み比べをします。個人的にエスプレッソローストは苦みが強いかと。クリスマスブレンドが飲みやすかったです。
その後マグカップ1杯のクリスマスブレンドを飲んでから、ハンドドリップで入れたカップ半分のクリスマスブレンドにウォームミルクを足して飲みました。さらにスタバ通という他のセミナー参加者のおススメで、ホワイトモカシロップを足して飲むと美味しいという方法を飲んでみたらめちゃウマでした。
帰って来てから、家にはコーヒープレスがないので、ハンドドリップで入れる教わったコーヒーの淹れ方のコツを思い出しつつ、お土産にもらったシュトーレンを食してみました。
シュトーレンの酸味のあるドライフルーツとクリスマスブレンドの相性が上手いことバランス考えられているなーという感じでした。
コーヒー豆の保存方法
封を開けると原則1週間以内に飲み切ることが風味を損なわずに飲める期限とのこと。あまりにも短くないかと思ったので、少しでも長く保存出来る方法もないのか聞くと教えてくれました。
スタバで購入した豆の場合、コーヒー豆を購入した時の袋の空気を抜いてから、それごと海苔とかに使われるスチール缶に入れて冷暗所(冷蔵庫や冷凍庫ではない)で保存すること。空気に触れることで豆の劣化がしてしまうのですが、スタバの袋は空気が抜けやすくなっているので、この方法で良いようです。
その他のお店の場合は、袋の形状によるので一概には言えないとの前置きがありつつも、理想は使う分だけを真空パックに小分けにして缶に保存するのが良いとのこと。ともに2ヵ月ほどは風味がもつようですが、少量を購入してまめに使うのがやはりおススメのようです。
因みに冷蔵庫や冷凍庫にそのままコーヒー豆を入れてしまうと活性炭のような働きをしてしまい、冷蔵庫の中の物の臭いをコーヒー豆が吸収してしまうので絶対にNG。冷蔵庫入れて保存する場合は、豆を小分けにしてジップロックなどに入れてから収納することで豆の劣化を防ぐことが出来ます。
セミナーで聞いたお得な注文方法
セミナー内でお得な注文も聞いたのでシェアしたいと思います。
ドリップ珈琲を注文すると購入したレシートを当日中見せれば、全国のスタバ(一部店舗を覗く)でサイズ関係なく同じ大きさが150円(スタバカードをweb登録をしておけば100円)でおかわり出来るのは知っている人が多いとは思いますが、これを利用したお得な注文が出来ます。
それは、注文の時にドリップ珈琲を「1杯はワンモアコーヒーでお願いします」と言うと1つは150円の料金で2つ用意してくれるという。
例えば二人で店に行って二人ともブレンドコーヒーを注文することってあると思いますが、そんな時にはとってもお得です。普通にブレンドコーヒー2つと注文してもブレンドコーヒー2つの料金になるのでご注意を。あと、レシートも2枚(1杯は通常料金とおかわり分の108円と分かれる)になります。
また、カフェミスト(俗に言うカフェオレ)が、通常ショートサイズ320円(税抜)しますが、おかわりの際に「デイリーでお願いします」と伝えると、ドリップコーヒーをカフェミストにすることができます。因みにデイリーは「ドリンクの半分にスチームミルクを足す」ことなのでおかわりの100円+50円でドリップコーヒーがカフェミストにすることができるのでお得ですね。
ただし、これは表だって教えてくれているわけではないみたいなので、裏技と言えるかも知れないですね。。
コーヒーパスポートに貼るシールを沢山もらえます
コーヒーパスポート(これはセミナーに参加しなくてもコーヒーを買うときに欲しいといえばもらえます)というのがもらえますが、このパスポートにスタンプラリーのようにシールを貼るのも子供に戻ったようで楽しいです。
普段はコーヒーを注文したり、豆を購入した時にシールをもらうことが出来ますが、セミナー中に飲んでみたいものを講師に言って試すことが出来れば(単価の問題で飲める飲めないがありそうです)そのシールももらえるので、一気に複数枚ゲットできます。
セミナーの予約方法
スタバのセミナーの予約方法はホームページのコーヒーセミナーのページからオンライン予約または電話ですることが出来ます。
希望のコース・開催日を選択し、フォームに入力し、申し込みをするだけです。登録したメールアドレスに予約完了のメールが来て、開催の2日前までに再度開催のメールを送ってきてくれます。
キャンセル時の注意点
キャンセルもWEBと電話で出来ます。WEBで行う場合は、受付番号とメールアドレスを入力するだけで出来ますが注意が必要です。
今回の申し込みは妻が2人分行いましたが、キャンセルをする時は、各々がキャンセルをしないといけません。申し込みの際に、参加する人のメールアドレスを登録する必要があるので、キャンセルホームからそれぞれキャンセルしてください。
セミナーは人気で、都市部だとすぐに予約が埋まるようです。My Starbucks会員になっていると、申し込み開始日の1日前から先行して申し込みが出来るので、活用した方がよいです。開催日程は毎月15日、30日にホームページで更新されるので、チェックしてみてください。
スタバ セミナー お土産
セミナーを受講すると、帰る際にお土産がもらえます。
コーヒー豆であったり、非売品のビーンズケース、クリスマスならブランケットであったりとその時々によってかなりもらえるものが違うようです。
今回は黒と白ののプレート(皿)でした。2つで1,000円は超えそうなものだったので、個人的にはラッキーかなと思います。
クリスマス編ではクリスマスブレンドのデザインのデミカップとクリスマスブレンドのコーヒー豆がもらえました。
中にはお土産目当てでセミナーに参加する方もいるようですが、もらえないこともまれにあるようなので、あくまでも貰えたらラッキーくらいにとらえておいた方が良いようです。
コメント