ガサガサかかとの原因やお手入れ方法
一般的にかかとの角質が硬くなるとガサガサしたり、ひび割れになる原因だと言われています。しかし、その他にも姿勢や歩き方なども影響すると言われています。女性の場合特に、夏は素足になる機会も多いとガサガサが気になることも多いと思います。正しいお手入れや予防、改善方法について纏めてみました。
ガサガサかかとの原因と対策
冒頭に書いた通り、乾燥や過剰な刺激が加わることで角質が固くなり、角化が起こります。かかとの皮膚が角化するとひび割れが起こり、亀裂が生じてしまいひどくなると出血を伴う痛みまで症状が悪化します。
かかとの角化が起こらないようにする根本的解決方法は姿勢や歩き方を改善することが必要になってきます。かかとが角化する原因には体重がかかとにかかり過ぎている場合がありまります。足の指に重心がないため、全体的なバランスが悪くなり、健康面への影響もあるのではないかと最近では言われています。
ガサガサかかとのお手入れ・保湿方法は
ガサガサかかとを防ぐには足裏の皮膚を清潔に保ち、保湿することが重要です。入浴時に石けんをよく泡立ててから手で足全体をなでるように優しく洗います。軽石などでこすって洗うと刺激に対する防御反応で角質層が厚くなってしまいます。
角質や汚れが溜まりやすい指の間や爪の間なども丁寧に洗う事です。入浴後は水分をよく拭き取って尿素などの角質軟化作用のあるクリームを塗って保湿することです。既に乾燥がひどく、尿素がしみていたい場合は、ワセリンを薄く塗るのが良いでしょう。
保湿を始めて1か月たっても状況が改善しない場合は水虫の可能性があるので速やかに皮膚科で受診しましょう。
ガサガサかかとを防ぐ靴の選び方や歩き方
ガサガサかかとにならない対策の所でも少し書いたように、歩き方の重心のバランスが重要です。靴選びのポイントは下記4点です。
- 足先にゆとりをもたせる
- 指の付け根が曲げやすい
- かかとまわりが合う
- 甲周りが合う
これらの点が合っているかをチェックするのですが、指の入る部分に高さがあって5本の指先を動かせて指の付け根が曲がる部分と靴底の曲がる部分が一致しているか、かかとがきちんと覆われて後ろの部分に小指1本が入る程度のゆとりがあるか、甲が圧迫されていないかをチェックすると良いです。
歩き方は足裏全体を使って歩くことを意識して歩きます。具体的には、顔をまっすぐ向いて顎を引き過ぎず、軽く胸をはります。膝と足の指先の向きを真っすぐに揃えて蹴りだすときに膝を伸ばします。かかとから土踏まずの外側、指の付け根と重心の入れ、親指から蹴りだすようにするとバランスの良い歩き方になります。
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