x京都祇園祭2017の日程と開催情報
日本三大祭のひとつ京都の祇園祭ですが 歴史も古く、1ヶ月も行われる祭りは、優雅で他では見られないものになっています。独特のお囃子コンチキチンという音が聞こえて来ると、京都の人は夏がきたなと感じるようです。 京都の祇園祭を楽しんで京都の夏を満喫しましょう。
京都の祇園祭の日程は、例年同じスケジュールで約1ヶ月間行われます。この1ヶ月間、京都市内では色々な祇園祭のイベントや催しが行われています。
祇園祭2017のスケジュール
祇園祭の日程は実に過密スケジュールになっていますが、毎年日程は変わりません。
月 日 | 祭礼・儀式・行事など | エリア・会場 |
7月1日(土) | 吉符入り | 各山鉾町 |
長刀鉾町お千度(稚児社参) | 長刀鉾町・八坂神社 | |
7月2日(日) | くじ取り式 | 京都市役所 |
山鉾町社参 | 八坂神社 | |
吉符入り | 各山鉾町 | |
7月3日(月) | 神面改め | 船鉾町 |
吉符入り | 各山鉾町 | |
7月4日(火) | 吉符入り | 各山鉾町 |
7月5日(水) | 長刀鉾稚児舞披露 | 長刀鉾町 |
吉符入り | 各山鉾町 | |
7月7日(金) | 綾傘鉾稚児社参 | 八坂神社 |
7月8日(土) | 清祓い | 各山鉾町 |
7月10日(月) | お迎え提灯 | 祇園万灯会 |
神輿洗式 | 四条大橋 | |
前祭 山鉾建て | 各山鉾町 | |
清祓い | 各山鉾町 | |
7月11日(火) | 前祭 山鉾建て | 各山鉾町 |
7月12日(水) | 前祭 曳き初め | 各山鉾町 |
清祓い | 各山鉾町 | |
前祭 山鉾建て | 各山鉾町 | |
7月13日(木) | 長刀鉾稚児社参 | 八坂神社 |
久世駒形稚児社参 | 八坂神社 | |
清祓い | 各山鉾町 | |
前祭 山鉾建て | 各山鉾町 | |
前祭 曳き初め | 各山鉾町 | |
7月14日(金) | 清祓い | 各山鉾町 |
前祭 山鉾建て | 各山鉾町 | |
前祭 曳き初め | 各山鉾町 | |
7月15日(土) | 斎竹(いみたけ)建て | 高橋町 |
御手洗井戸開き | 手洗水町 | |
宵宮祭 | 八坂神社 | |
清祓い | 各山鉾町 | |
7月16日(日) | 大政所神剣拝戴 | 大政所町 |
献茶祭 | 八坂神社 | |
鷺舞・田楽 | 八坂神社 | |
日和神楽 | 各山鉾町 | |
前祭 宵山 | 各山鉾町 | |
7月17日
(月祝) |
前祭 山鉾巡行 | |
神幸祭 | 八坂神社〜四条御旅所 | |
7月18日(火) | 後祭 山鉾建て | 各山鉾町 |
7月19日(水) | 後祭 山鉾建て | 各山鉾町 |
7月20日(木) | 後祭 山鉾曳き初め・山舁き初め | 各山鉾町 |
清祓い | 各山鉾町 | |
後祭 山鉾建て | 各山鉾町 | |
7月21日(金) | 後祭 山鉾曳き初め・山舁き初め | 各山鉾町 |
後祭 山鉾建て | 各山鉾町 | |
清祓い | 各山鉾町 | |
7月22日(土) | 清祓い | 各山鉾町 |
7月23日(日) | 煎茶献茶祭 | 八坂神社 |
護摩焚き | 役行者町 | |
あばれ観音 | 百足屋町 | |
後祭 宵山 | 各山鉾町 | |
7月24日(月) | 後祭 山鉾巡行 | |
花傘巡行 | 八坂神社〜
市役所前〜 八坂神社 |
|
還幸祭 | 四条御旅所〜八坂神社 | |
7月25日(火) | 狂言奉納 | 八坂神社 |
7月28日(金) | 神輿洗 | 四条大橋 |
7月29日(土) | 神事済奉告祭 | 八坂神社 |
7月31日(月) | 疫神社夏越祭 | 八坂神社 |
京都祇園祭2017のおすすめ観覧日やスポット
上記のようなスケジュールで京都祇園祭は行われるのでいつ行くのが良いのか分からないのではないでしょうか。オススメの観覧日はやはり7月14~16日の「前祭(さきまつり)」の宵々山・宵山
7月17日の「前祭山鉾巡業」、「神輿渡御・神幸祭」です。
7月14~16日の宵々山・宵山は、各々の山鉾で、夜には提灯が点火されますし、祇園囃子が賑やかに奏でられます、テレビでよく紹介されているのもこの期間が多いでしょう。また、京都のメイン通りでもある、「四条通・烏丸通」が歩行者天国になって、この期間のみ露店が並びます。
次にオススメなのが、7月17日の「前祭山鉾巡業」。17日午前9時に四条烏丸をスタートして約2時間ほどかけて市の中心部をぐるっと巡行します。先頭の長刀鉾(なぎなたほこ)の稚児が行う「しめ縄切り」、烏帽子姿の奉行による「くじ改め」、からくり仕掛けの蟷螂山や函谷鉾・鶏鉾や各山鉾を飾る色鮮やかな織物など各山鉾の特徴も色々楽しめます。
最も見るべきおススメポイントとしては、山鉾巡業の「辻廻し」です。交差点を回る箇所ですが、約12トンもの重さの山鉾を方向転換させます。車輪の下に青竹と、水を撒きながら、「ソーレ」「エンヤラヤー」の掛け声と同時に曳き手の男衆達が一斉に左手に鉾を引っ張り、ゴロゴロという大きな音と竹の軋む音と共に鉾が動きだし、繰り返えされる掛け声と共に一斉に鉾を引き、山鉾を回転させて方向転換させます。この辻廻しこそ、祇園祭の醍醐味と言えるでしょう。
祇園祭2017 混雑具合などは
歩行者天国が実施され夜店が立ち並ぶ7月15日と16日の2日間は、大変な混雑です、特に今年は土日なので更に混雑します。歩行者天国が開始される18時からはどこも人で動きにくい状態です。普通、21時以降になってくると人の波も一段落しますが、今年は次の日は海の日で連休という方も多いと思うので遅くてもかなりの人出が予想されます。
歩行者天国が実施される四条烏丸一体の最寄り駅「阪急烏丸駅」、「地下鉄四条駅」「京阪祇園四条駅」は、人も多いので、混雑を少しでも避けたいのであれば、「地下鉄烏丸御池駅」や「阪急河原町駅」などから歩いて向かうのがおすすめです。
京都祇園祭 会場へのアクセス
辻廻しを見るためには前祭の場合は「京都市役所前」の交差点又は「河原町」、「新町通」の交差点の3ヶ所ですが後祭は「京都市役所前」の交差点か「河原町」の交差点しかありません。早目に移動して場所を取るのがおススメです。
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