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寒中見舞いを出す相手や時期について

コラム

寒中見舞いとは

寒中見舞いとは、元々、暑中見舞いと同じような季節の挨拶状でしたが、喪中で年賀状が出せなかった時や年賀状を頂いたものの返事を書くのが松の内を過ぎてしまった場合に出す物として定着しつつあります。今日は、寒中見舞いの時期はいつまでに出したらいいのかについて見ていきたいと思います。

寒中見舞いを出す時期は

寒中見舞いを出す時期についてですが、寒中とは二十四節気の「小寒」と「大寒」の間の期間を指します。この間に出す挨拶状が寒中見舞いということです。ですので、寒中見舞いの出す時期は、立春の前日までに出せば間違いないのですが、投函は1月末までを目安にして出します。

寒中見舞いを出す相手は

寒中見舞いを出す際には、もらった年賀状への返事、喪中の人への寒中見舞い(喪中はがきへの返事)、喪中にもらった年賀状への返事、喪中と知らずに年賀状を出したときのお詫びケースが考えられます。ケースごと相手に書くメッセージは少しずつ変える方が良いです。

上記のようなケースに出すことが多いので、年賀状のような明るく祝うようなもので出すのは避けて、落ち着いたデザインのレイアウトで出します。

寒中見舞いの無料テンプレート

寒中見舞いを出す際は便箋にしたためるのが丁寧ですが、通常の官製ハガキで出しても最近は問題ありません。以前年賀状の話題を書いた時に紹介した郵便局年賀状プリント決定版 2017のサイトで寒中見舞いのテンプレートが無料で色々ダウンロード出来るので覗いてみてください。

以前紹介した記事→年賀状の用意や書き損じのはがきの処理の仕方について

寒中見舞い基本の書き方

最後に寒中見舞いの基本的な書き方・マナーについて見ていきます。

〇季節の挨拶の場合
「寒中お見舞い申し上げます」などから始まり、先方の安否について問うような文、「厳しい寒さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。くれぐれもご家族の皆様には、お身体を大切にお過ごしくださいますようお祈り申し上げます」などとし、日付を記入します。

〇年賀状をもらったものの、返事が遅くなって出す場合
「寒中お見舞い申し上げます」などから始まり、挨拶が遅れたことへのお詫び文、「新春のご祝詞を頂きながらご挨拶が遅れてしまいました。誠に申し訳ございません。」などとし、先方の安否について問うような文、「厳寒の折、風邪などお召しになられませんようご自愛ください。」とし、日付を記入します。

〇喪中で年賀状をもらった返礼として使用する場合
季節の挨拶文、「寒中お見舞い申し上げます」から始まり、相手に喪中であることを知らせる文、「昨年〇月続柄〇〇が〇〇歳で他界いたしましたので、年頭の挨拶を遠慮させていただきました。本来ならば旧年中にお知らせ申し上げなければならないところ、年を越しての事となり深くお詫び申し上げます」と、伝えます。そして、先方の無事を祈る文、「日々寒い折柄 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます」とし、日付で締めます。

〇喪中とは知らずに年賀状を出してしまった場合
季節の挨拶文は変わりませんが、年賀状を出してしまったことの謝り文、「この度は、ご服喪中とは存じ上げず年頭の挨拶を差し上げてしまいましたことを深くお詫び申し上げます」と伝え、最後に先方の無事を祈る文、「寒さ厳しき折、皆様のご健康をお祈り申し上げます」と締めて日付を記入します。

この他にも例文は検索すればいっぱい出てくるので、自分がしっくりするものを選んでください。

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