スタッドレスタイヤとは
スタッドレスタイヤとは、「スタッド=鋲(びょう)」が「レス=ない」タイヤということらしく、私が免許を取得した時期(10年ちょい前)くらいからスパイクタイヤにとって変わって主流になったタイヤです。
スパイクタイヤは道路を削ってしまうので、スタッドレスタイヤに変わっていった訳ですが、滑りの原因となる氷上の水膜を除去するための工夫がされていて日々の進化が凄いです。
大阪に住んでいるとそんなに必要なシーンがなく過ごしてきたのですが、仕事で山の方へ行くこともあり、スタッドレスタイヤを購入をしたので、選び方などを紹介(オートバックスのお兄ちゃんの受け売り)したいと思います。
スタッドレスタイヤの選び方
スタッドレスタイヤを選ぶポイントは吸水性がどうかですが、日本のスタッドレスタイヤは欧米に比べて特殊な仕様になっています。日本の雪は水を多く含んでいるため、溶けやすく路面がびしょびしょになりやすいですが、欧米は、凍結しても氷が溶けにくい地域が多いので吸水性はあまり重要視されません。
ですので、日本の冬の道路に適したスタッドレスタイヤは、国内メーカーのものを選ぶのが良いようです。
スタッドレスタイヤの空気圧
スタッドレスタイヤの空気圧を適性なものにしておかないとせっかくのタイヤの効果が発揮されません。スタッドレスタイヤの空気圧は、基本的にノーマルタイヤと同じで大丈夫との事なので運転席のドアの内側に貼ってあるシールを見れば、メーカー指定の空気圧値が記載されています。
万が一シールが貼られてなかったら、説明書を見るか販売店に問い合わせて確認して調整しましょう。ドレスアップした車でホイールのインチアップなどを行なっているタイヤの厚みが薄いタイヤは、スタッドレスタイヤの空気圧を2、3割程度上げておくのが良いでしょう。
タイヤの保存方法
スタッドレスタイヤを履いている間、通常のタイヤを保存しておかなければなりません。保管方法によってはタイヤの寿命を縮めてしまうので、ちゃんとした方法で保管しましょう。
まず、水洗いでタイヤの汚れを落とした上でしっかり日陰で乾かしてから保管します。その時、タイヤワックスを使うのはNG。ワックスには石油系のものを使っているものも多いので、タイヤを劣化してしまう可能性があります。
保管場所は冷暗所保管がベスト。湿気や直射日光はタイヤのゴムを変質させる原因になりるので、雨などの水がかからない風通しが良い日陰に保管します。遮光性、防水性のあるカバーをかけて保管します。
空気圧は通常の半分程度にし、横置きで。その際は、厚手のダンボールや板などを挟んでタイヤ同士が密着しないようにしておくと良いようです。
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