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認知症の症状と予防

コラム

認知症の症状は

母親が今年70歳を迎え、知人・友人の名前がぱっと出ないとのことで認知症の症状ではないかと疑ってますが、単に老化によるものだと思っていつも気にしないようにしています。しかし先日、新聞で2025年には65歳以上の5人に1人が認知症の時代になると厚生労働省が推計していると認知症の特集がされていたので、簡単に纏めてみたいと思います。

 認知症の初期症状

認知症の初期症状についてですが、

・同じことを繰り返し何度も言う
・約束の日時や場所を間違える
・同じ服ばかり着て、洋服に気を遣わず、季節外れの格好をする
・怒りっぽくなり、落ち着きがなくなり頑固になる
・忘れ物や探し物が多くなる
・単純な仕事や計算に時間がかかる
・料理を焦がすなどの失敗をすることが増える

などの症状があるようです。

認知症か加齢による物忘れかの判定は物忘れの場合、細かい事は忘れてもヒントがあれば思い出せますが、認知症の場合は体験したこと自体を忘れてしまうので、思い出させようとして難しいなら認知症の可能性が高いとのこと。

また、忘れたことを自覚できなくなるのも認知症の症状の特徴で、忘れたことを人に指摘されると落ち込んでしまい、うつ症状を起こしてしまうことも。うつ症状は認知症を悪化させてしまうこともあるので、認知症だとわかっても周囲の人は知らせる方法を優しく前向きに伝えることが重要のようです。

認知症の予防

認知症の予防に関してですが、大きく影響するのが糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病で、糖尿病のある60歳以上の人は認知症になるリスクが1.7倍にもなるようです。予防に効果的なのが生活に変化を持たせて脳を刺激する、2つ以上の動作を同時に行うことです。

例えば、歩きながら人と話すことや新聞を読みながら、書き物をするなどの同時作業をすると効果的で、運動しながらだと血流も良くなるので、毎日20分程度のウォーキングが良いようです。

認知症の治療は

現在の医学では薬物療法などで認知症を完全に治すことは不可能のようですが、認知症の悪化や進行速度を抑えること、対処療法としては一定の効果があるようです。ただ、副作用を起こすと重症化しやすく、生活困難な状況にもなり得るとのことなので、必ず医師に相談して治療を進めた方が良いです。

認知症の相談窓口

家族が認知症かなと思ったら医師会や都道府県のホームページ、地域の保健所や包括支援センターに相談するのが良いようです。早めに認知症だと分かれば対応策も立てやすいので相談は恥ずかしがらず躊躇なくしましょう。

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