エイプリルフールの風習 語源や由来など

コラム

エイプリルフールの由来や風習とは

4月1日といえばエイプリルフール。子供の頃は嘘をついて良い日という事でしょーもない嘘をついて友達とキャッキャしていたのが懐かしく思います。そもそもなぜ、4月1日に噓をついて良いのかなどの由来や風習などについて書いてみたいと思います。

エイプリルフールの由来

エイプリルフールの由来について調べてみてわかったことは起源については不明ということ。。どういうこと!?って思いますよね。諸説あるんですが、どれもこれだって検証がされているものはないので本当っぽい説をいくつか紹介します。

 

1.ノアの箱舟説

ノアの方舟といえば、旧約聖書に書かれている大洪水から逃れるために作られた舟ですが、この時にノアが陸地を探すために放ったハトが何も見つけれずに戻ってきた日が4月1日ということです。そのことから、無駄なこと=嘘ということで、4月1日には嘘をついてもよいとなった説です。

 

2.国王に反抗説
16世紀の西欧で3月25日を新年として4月1日まで新年を祝っていました。しかし、1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする新しい暦を採用しました。これに国民は反発し、4月1日を噓の新年としてバカ騒ぎをしました。これに怒ったシャルル9世は国民を処刑しますが、毎年4月1日に国民はこの事件への抗議をした事がエイプリルフールに繋がったという説です。

 

3.インドの修行僧説

インドでは修行僧が春分の日から1週間、過酷な悟りの修練を行いますが、修行が終わる日が4月1日です。この修行期間が明けた日を揶揄節(やゆせつ)といい、悟りの境地に達してもすぐ、現世に戻ってきてしまうので修行がムダになってしまうという事から他人にムダなことをさせてからかう習慣が、エイプリルフールとして定着したという説です。

 

どの説も本当っぽくて嘘っぽいのがエイプリルフールってことですかね。。

エイプリルフールの午前中だけしか言ってはいけないのか

エイプリルフールに噓を付くときには実はルールがあります。その一つが午前中だけしか、噓をついてはいけないというもの。

 

午前中だけとなったのはイギリスのオークアップルデーという日が基になっており、この日は樫(かし)の実(オーク)を自分のどこかに身につけて国王に忠誠を誓うという習わしがあり、午前中だけ行います。この風習にならい、イギリスと一部の地域で午前中だけとなりました。。

 

ということで、世界中で午前中だけというわけではありません。ただ、後付けの理由が素晴らしいです。噓をついたら後味悪い感じになることもあるので、午後にはネタばらしをしてすっきりとむかえれるという合理的な理由があります。

エイプリルフールの噓ネタ

エイプリルフールが噓をついて良い日だからといって過度な噓(倒産、退職、リストラ人が死んだなど)はいけません。だまされて悔しい~!ってくらいのポップな噓くらいにしましょう。笑えない嘘は相手だけでなく自分も不幸になるかもしれないですよ。

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