甘酒の効果とは
最近、やけに妻が甘酒にハマっています。どうせテレビで何か健康番組を見た影響だろうなとは思っていましたが、間違ってませんでした。
甘酒の効果には、レジスタントプロテインという消化酵素による分解を受けにくく、腸の中をゆっくりと移動しながら、長く体内に留まり、炭水化物や食物繊維の力を借りることで、体内に溜まった余分なコレステロールや脂質などの油分を吸着し、体外へ排出する働きをしてくれる作用があります。これがダイエットに良いとされています。
ただし、体質によっては摂取することで、便秘や下痢が引き起こされることもあり、摂取しすぎも良くないとされています。その他にも甘酒は別名飲む点滴と言われるほど消化酵素と、エネルギーに転換してくれるビタミンB群が豊富に含まれているので、体力回復にうってつけの飲み物とされています。
甘酒(2種類)と白酒の違い
甘酒は2種類あります。麹を発酵してつくったものと酒粕に砂糖を加えたものに分かれます。その他に、白く濁ったその見た目から、甘酒と同じように思われがちな白酒があります。どれも、それぞれ中身が違う飲み物になります。
麹で作った甘酒は、米こうじで作った飲み物ですから、アルコールを含まないノンアルコールに対して、酒粕が基となっている甘酒はアルコールを含みます。
白酒は、焼酎やみりんなどに米こうじやもち米を仕込んで1ヶ月ほど熟成させたもろみを軽くすり潰し造られたお酒になります。白酒は、糖質が約45%、アルコール分が9%ほどです。
甘酒の作り方(レシピ)
さて甘酒ですが、麹を使って作る甘酒は簡単に作ることが出来ます。
材料は麹1:ご飯1:水3の割合で準備します。
1.魔法ビンかステンレスボトルにお湯を入れて、中を温めます。
2.鍋にご飯を入れ、水を加えて60℃まで加熱します。
3.一旦火を止めて、麹を加えます。このとき必ず、温度計で計りながら、行います。60℃になった瞬間、すぐ火を止めないと麹菌が死ぬ可能性があるので絶対加熱しすぎないようにします。
4.あらかじめ熱湯を入れ温めておいた魔法ビンに入れますが、甘酒の温度が低い場合はもう一度加熱し直し、高い場合は鍋に戻して温度を下げる。
5.蓋を閉めて温度が下がらないように暖かいところで10時間~12時間ほど発酵させます。
6.ビン等に移し替えて、冷ました後、冷蔵庫で保存して1週間程度で飲みきるようにします。そのまま飲んでも美味しいですが、水で薄めて好みの甘さ、濃度にして飲むのがおススメです。
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