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二日酔いの対策と予防

コラム

二日酔いの原因と対策は

年末年始の忘年会や新年会の飲み会が多くて二日酔いになる機会が多いこのシーズンですが、なるべくしんどい思いはしたくないですよね。私も20代はほぼ酔うことなく過ごせたのですが、30超えた辺りから二日酔いになりやすくなりました。

そこで今回は医者の友達に聞いた二日酔いについての原因と症状、治し方について書いていきます。

二日酔いの原因

二日酔いの症状というと頭痛や吐き気、だるさ、筋肉痛など様々です。このような二日酔いの症状は原因を正しく知ることで早く治すことや予防することも出来ます。

まず頭痛の原因ですが、摂取したアルコールは肝臓で分解されてアセトアルデヒドという物質に変化し、そのアセトアルデヒドを含んだ血液は拡張して血管を圧迫します。その刺激で頭痛が起こります。

脱水症状はだるさ、筋肉痛、頭痛などを含め、アルコールによる利尿作用が原因で起こります。アルコールには利尿作用があるため、飲酒により摂取した水分以上の水分が失われてしまうためです。

その他に目には見えない低血糖状態に陥り、頭痛やだるさ、筋肉痛が起こることもあります。これはアルコールが肝臓で処理されるからです。アルコールを分解している間の肝臓は、アル分解を優先させるため、他の働きを停止します。特に、二日酔いの原因となるのが、グルタミンによる糖の生産不足です。

通常、肝臓は糖分を貯蔵し、必要に応じて供給しますが、アルコール分解に肝臓が使われることで糖分が不足し、二日酔いになります。

二日酔いの対策は

頭痛に効果的な対策は血管を収縮させることです。血管を収縮作用させる代表的なものはコーヒーなどに含まれるカフェインや牛乳などに含まれるセントロニンなどです。しかし、即効性はないので、すぐに痛みを抑えたい場合はやはり頭痛薬を飲んで安静にするのが手っ取り早いです。

次に脱水症状からくるものですが、有効なのはスポーツドリンクです。排尿で失われたナトリウムやカリウムの補給がすぐに出来て、体に近い浸透圧により吸収が早いのでアルコールに限らず、熱中症などあらゆる脱水症状に効果的。

味噌汁も水分補給と失われた栄養補給に優れていて、アルコールが残っていても分解を早める為にしじみの味噌汁は効果的です。

最後に、低血糖の場合ですが、糖分を素早く補給、吸収するには果物のオレンジやレモンのフレッシュジュースが効果的です。

二日酔いの予防方法は

最近は食べる前に水素やシジミのサプリやウコンなど色々なものが販売されていますが、効果はどこまであるのかはわからないというのが正直なところのようです。水素は活性酸素を除去、シジミのオルニチン、ウコンのクルクミンとそれぞれアルコール分解や促進に効果的な原料ではあります。

それよりも効果的な方法ですが、まずは空腹の状態で飲まないこと。空腹で飲むとアルコールの吸収率が高くなります。ですので、何かお腹に入れてから飲むのがおススメです。特に予防、防止に効果が高いのは脂肪です。脂肪は胃の中ではほとんど消化・吸収されず膜を張るようにアルコールを包んでくれます。飲酒前にバターやサワークリーム、ナッツ類を食べておくと効果的です。

緑茶のカテキンもアルコール吸収の疎外成分があるので良いみたいです。

番外 お酒を飲んだ際、ラーメンを食べたくなるのはなぜか

飲んだ後にシメのラーメンが無性に食べたくなりますよね。これにも理由があります。先に説明した利尿作用による脱水症状、排尿による塩分不足、アルコール分解による低血糖状態などが起こるため、身体が炭水化物を欲しがります。

この3つを解決する食べ物がラーメンであり、お茶漬けということになり身体が欲します。ただし、毎日こんな生活を続けると高血圧や腎臓疾患、不整脈、心疾患などを起こすのでほどほどにしましょう。

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